プロ野球のドラフト会議で巨人が浅野翔吾選手(高松商業)の交渉権を獲得しました。
巨人の原監督は阪神との一騎打ちの末、浅野翔吾選手の交渉権を獲得し、大きなガッツポーズで喜びを露にしました。
今回のドラフト会議で大注目されていた浅野翔吾選手とはどんな選手なのでしょうか。
この記事ではドラフト会議で巨人に1位指名された浅野翔吾選手についてご紹介していきます。
・浅野翔吾選手の中学や身長などのwiki風プロフィール
・浅野翔吾選手の強み
浅野翔吾選手の中学や身長は?wiki風プロフィール!
浅野翔吾選手のプロフィール!
名前:浅野 翔吾 (あさの しょうご)
生年月日:2004年11月24日(17歳)
身長:171cm
体重:86kg
高校:香川県立高松商業高等学校
中学:高松市立屋島中学校
小学校:高松市立屋島小学校
身長171cmというのは巨人軍の中で一番身長が低いそうです。しかし、浅野翔吾選手には高い身体能力がありますので、心配はなさそうです。
浅野翔吾選手の小学校時代
小学校3年生の時に野球を始め、高松市立屋島中学校では軟式野球部に所属しました。
浅野選手が所属していたのは「屋島シーホークス」という少年野球チームで当時からずば抜けた才能を発揮していたそうです。
監督として指導していた西岡宏城さんは
「小学校の頃から飛び抜けた選手。足の速さ、肩の強さ、身体能力はずば抜けていた」
と話しています。
浅野翔吾選手の身体能力は野球だけに留まらず、6年生の時に出場した香川県小学生選抜陸上大会100m走で12.66秒という記録で優勝しました。
小学6年生の男子の100m走の平均が17.06秒ですので、浅野翔吾選手がいかに速く、そして優れた身体能力の持ち主だということがよくわかりますね。
足の速さはプロ野球選手になっても大きな武器となりそうです。
浅野翔吾選手の中学生時代
浅野翔吾選手の中学生時代は高松市立屋島中学校軟式野球部のキャプテンとして全国大会に出場しました。
これは地元でも初の快挙だったそうです。しかし遠征費が足りないという問題が発生したため、浅野翔吾選手たちが募金を募ると総額60万円が集まったそうです。
その当時から期待され、愛される存在だったということですね。今回のドラフト会議も多くの地元のファンが見守り、共に喜んだことと思います。
さらに、3年生の時にはU-15アジア野球選手権大会の日本代表に選出されています。
中学校くらいから浅野翔吾選手には絶対守らないといけない浅野家ルールがあったそうです。
それは試合での目標を父親の幹司さんに伝えてから家を出発することです。
これには大切な意図があり、”何本ヒットを打つ”、”ホームランを打つ”など目標を立てることによって達成するためにどうやって行動していくかを考えさせるために行っていたそうです。
どのように行動したら結果と結びつくのかということを中学生の頃からずっと研究しているということですね。この試行錯誤の積み重ねが今の浅野翔吾選手を作り上げたのだと思います。
浅野翔吾選手の高校時代
香川県立高松商業高等学校に進学しました。高松商業を選んだ理由は、両親に「県外に行ったら、香川県で今までお世話になった人たちに直接、見に来てもらえんぞ」と言われたため、お世話になった人に応援に来てもらえる地元の高校を選んだようです。
浅野翔吾選手はすぐに頭角を現し、1年夏からレギュラーに定着。
2年の夏の第103回全国高等学校野球選手権大会でベスト16に進出。
同年の秋からは主将を務め、3年の夏の第104回全国高等学校野球選手権大会では準々決勝で近江に敗れたもののベスト8進出に貢献。
3本塁打に打率7割の大活躍を見せました。
さらにWBSC U-18ワールドカップの日本代表に選出されました。
浅野翔吾選手の強みとは?
今回のドラフト会議でも目玉となった浅野翔吾選手。巨人と阪神が取り合うほどの期待された存在であることは明らかです。
浅野翔吾選手の強みとはどこなのでしょうか。
投球・打席:右投両打
ポジション:外野手
浅野翔吾選手はイチローも認めるスイッチヒッター
浅野翔吾選手は左右両方の打席からバッティング行えるスイッチヒッターです。
元々は右打席でしたが、高校2年生の時に苦手としていた変化球対策のためにスイッチヒッターに転向しました。
新たに習得した左打席での本塁打を見たイチローさんは「化け物だな」と浅野翔吾選手の打球に驚き、太鼓判を押しています。
・右対右、左対左の対戦を避けられる
・右打ちが左打ちもすることで内野安打となりやすい
・体の左右のバランスが取れて怪我をしにくい
浅野翔吾選手の強みの一つでもあるスイッチヒッターは今現在のプロ野球選手の中で在籍しているのはわずか10人です。
スイッチヒッターに転向しても元に戻すケースが多いようです。
しかしそれはプロ入り後にスイッチヒッターに転向した選手に多い傾向です。なぜなら膨大な練習量が必要だからだそうです。
しかし浅野翔吾選手はすでにスイッチヒッターで、左打席でも結果を残しているので、プロになっても結果を残してくれると思います。
浅野翔吾選手自身もプロでもスイッチヒッターを続けることを望んでいます。
浅野翔吾選手は20年に1人の逸材!?
浅野翔吾選手は50m5.9秒の俊足と最速139kmの強肩を持つ優れた身体能力の持ち主です。
浅野翔吾選手の父・幹司さんも徳島商業高校の野球部に所属していた野球経験者です。
浅野翔吾選手が小学校6年生の時に屋島シーホークスの監督も務めていました。
父親も元球児ということは浅野翔吾選手の身体能力も努力と遺伝が関係しているようですね。
ちなみに母の美枝さんは食事面でサポートしてくれていたようで、怪我防止のために92kgから85kgに減量した時も美枝さんの大きなサポートがあったようです。
家族の支えがあったからこそ、技術面も身体面も成長できたのだと思います。プロ野球選手になっても家族の絆を大切にし、さらなる活躍を期待したいです。
浅野翔吾選手は天性の愛されキャラ?
見た目はクールな好青年の浅野翔吾選手ですが、意外にもいじられキャラなようで、高校で主将を務めていた時も同級生も後輩からもちょっかいをかけられていたそうです。
浅野翔吾選手の人柄の良さを表していますね。
そしてもう一つ素敵なエピソードがあります。
ドラフト会議の時の浅野翔吾選手の後ろにあるボードですが、実は”刺繍”になっています。
この刺繍はドラフトに向けて今年の4月から学校全体で家庭科の授業で縫った物だそうです。
いかに浅野翔吾選手が周りから愛されているのかが分かりますね。
プロ野球選手になるという夢を追い、ひたむきに謙虚に努力する姿が人の心を動かし、浅野翔吾選手を応援したくなるのでしょう。
今後もファンから愛されるプロ野球選手になってほしいですね。
まとめ:巨人ドラフト1位浅野翔吾選手の身長や中学校などのwiki風プロフィール
今回はドラフト会議で大注目だった浅野翔吾選手の経歴や強みについてまとめました。
小学校の時からの浅野翔吾選手の怪物並みの身体能力は健在で、その裏には家族のサポートがあったことが分かりました。
愛されキャラの浅野翔吾選手が今後プロ野球の世界でどんな活躍を見せてくれるのか期待が高まります。